古い話ですが昔は教員も8時間勤務でした。当時は45分の昼休憩+15分の休憩がありました。もちろん休憩している先生なんて皆無でしたけど。
※休憩中に『電話が鳴ったらとる』とかで待機しているのは休憩時間ではないです。
さて、8時間勤務→7時間45分勤務となった年に案の定給料の引き下げも行われました。
勤務時間が少なくなったのだから給料も下がって当たり前。
世の中の感覚としてはこんなものでしょうか。
教員に限らず全公務員の勤務時間及び給料が下がったのですが他公務員、残業代出てるよね!
残業2時間しちゃった。
基本給下がったから残業代も減っちゃったな。
残業2時間しちゃった。
0円はツラい。残業代欲しいなぁ。
なーんで勤務時間より早く出勤して、昼飯を5分でかき込み、休憩無しのノンストップで勤務時間いっぱい働いてるのに毎日無賃で残業してるんだ?なんなら休日も普通に仕事してるし。どうしても終わらんのよー。
— ちょっぱー (@dcJOD5LySGjKkdS) October 15, 2022
初任者は過去の蓄積が無く、要領が分からないので残業は多くなりがちです。仕事に慣れてくると業務が振られるのでやはり仕事量は減りません。中堅どころになると各種主任業が乗ってくるので仕事は依然多いです。
7時間45分勤務にいつからなったか
平成21年4月から8時間→7時間45分勤務となりました。
勤務時間減ったら給料も下がるんじゃ・・・。
多くの公務員が危惧していた通り、勤務時間減と合わせて給料の引き下げが行われました。同時に行わないのが国のやり口です。
- 先に勤務時間減
- 後出しで給料下げる
平成21年8月勧告のポイント
平成21年8月11日、国会及び内閣に対し、一般職の職員の給与等について報告し、給与等の改定について勧告を行った。そのポイントは、以下のとおりである。
1. 公務員給与が民間給与を上回るマイナス較差(△0.22%)を解消するため、俸給月額の引下げ、自宅に係る住居手当の廃止
2. 期末・勤勉手当(ボーナス)の引下げ(△0.35月分)
3. 超過勤務手当等について、時間外労働の割増賃金率等に関する労働基準法の改正を踏まえた改定
むかしむかしは持ち家であっても住宅手当が出ていました。
もっと昔(2004年)は教員や研究者として勤めると奨学金返済が免除でした。
勤務時間を短くして給料下げるのも構わないですが残業代0ならば定時で帰して欲しいものです。
後世にこんな働き方を残してはいけない!
(不人気で教員不足になる)
埼玉県の先生が残業代請求裁判を起こしました。地裁、高裁、最高裁で請求を棄却されました。
必死こいて仕事しているつもりですが、どうやら仕事ではなく趣味・自己満足と思われています。
なーんで勤務時間より早く出勤して、昼飯を5分でかき込み、休憩無しのノンストップで勤務時間いっぱい働いてるのに毎日無賃で残業してるんだ?なんなら休日も普通に仕事してるし。どうしても終わらんのよー。
— ちょっぱー (@dcJOD5LySGjKkdS) October 15, 2022
労働に対する対価が賃金です。
普通の大人は勤務時間中に所定の労働を終えて帰りましょう。普通じゃない人は趣味としてどうぞ在校してください。
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