【公務員の天下り】学校の先生の天下り

先生の働き方

現役高校教員の皮算用です。教員歴は20年に満たないですが、過去に学校長の天下りを見かけること4例ありました。

日本語として正しいのは再就職という表現ですが、実態は天下りなので、本記事では天下りと表現します。

校長の天下り

学校長まで出世街道を上り詰めると、天下りオファーがあります。

国立や公立学校からでも、私立学校からでも天下れます。

 

 

私立学校は民間企業とそう変わらない扱い(法人)なので、「天下り」という表現はそぐわないと思います。

一般的に、私立学校での天下りは同じ系列の学校への再就職となります。A大学→A大学附属高校→・・・。

校長の天下り先・ポジション

国立や公立学校の高等学校長(高校の校長)ならば、天下り先は私立学校です。特に単位制高校への天下りが多かったです。

 

中学校長ならばせいぜい私立中学校への天下りでしょうし、小学校長ならば私立小学校への天下りです。学校数からみても、私立中学校・私立小学校・私立幼稚園等は少ないので、中学校・小学校の校長の天下りは難しいです。

 

過去に天下りした校長は全て高等学校長でした。10数年間の勤務で4/4例しかありませんが。

天下りした先でのポジションは校長や副校長・広報など様々でした。

校長が天下りするためには実績が必要

過去に天下りしていった校長は4人見ました。

4/5人が天下りを行いました。天下りしなかった1人は定年よりも前に一緒に働いただけだったので、定年時に天下りしたのかは定かではありません。

定年を迎えた校長は100%天下りしています。実例としては4/4ですが。

校長の実績

  • 新しく理数学科を作り大学の合格実績を飛躍させた
  • 荒れてる学校を立て直した

だいたいこんなところが天下り先から評価されます。

そのため、校長は学校運営をがんばります。

皮算用
皮算用

特に定年前2年間はラストスパートかけます。

副校長や教頭は天下りできる?

副校長や教頭の身分のままでは天下りできません。

手柄は全部上司(校長)が持っていくので、副校長や教頭の名前は知られていませんので、オファーが来ません。

そのため、副校長や教頭は校長を目指して出世街道を走ります。

 

 

学校現場では「玉(ギョク)を守り抜く」とよく揶揄されますが、玉とは校長のことです。玉を守り抜くと、玉が抜けた後(定年退職した後)にくり上がって玉になれるからです。

副校長や教頭は「玉が定年退職まで傷が付かない」ように守っています。

一般の先生は天下りできる?

ごくごく普通の先生は天下りできません。先ほどの副校長・教頭と同じで名前は知られていませんので、オファーが来ません。

有名人である場合はオファーが来ますが、校長ほどの好条件ではありません。

  • 教科指導の有名人
  • クラブ活動指導の有名人
  • 生徒指導の有名人

だいたいこんなところにニーズがあります。

教科指導の達人

教育研究会などで頻繁に発表を行ったり、書籍の出版を行っているレベルの有名人にはオファーがあります。役職は様々ですが、同じ学校の他講師よりも特別好待遇での、常勤講師や非常勤講師が一般的です。

 

そこまで有名人では無い場合でも、教科指導力があり、かつ免許持ちが少ない科目(特に英・数)の場合は定年後のオファーがあります。

ただ、この場合のオファーは非常勤講師としての雇用となるので、天下りと呼ぶには待遇が普通過ぎます。

クラブ活動指導の達人

「1から部活を作り上げ、選手を全国大会に導いた」こんな人物は私立学校からニーズがあります。

学校名を売るには、スポーツ強豪校とするのが最も手っ取り早いからです。

 

スポーツ強豪校として名前が売れてきたら、次に狙うのは【進学校】という肩書きです。特進コースなどを作り、生徒募集を行います。

生徒指導の達人

教育研究会などで生徒指導関連の発表を行い、かつ荒れた学校を立て直した人物といった実績がある場合は、荒れた私立学校からオファーがあります。

ただ、定年退職した後まで荒れた学校で生徒指導したいかどうかは本人のみぞ知るところです。

公務員の天下りのメリット

公務員時代よりも高い給料で数年間働けます。数年間働いた後に退職金を再度もらい、退職します(数年間働いた退職金額は各天下り先により異なります)。

天下り先のメリット

特に国立・公立高等学校長による単位制高校への天下りが多いです。

 

国立・公立高校を辞める生徒に単位制高校への入学を促すために、校長を再就職させています。

転校を望む生徒に新しい学校を提示する際に候補にあがりやすくするためにです。

生徒
生徒

学校変わりたい!

先生
先生

そうか・・・残念だな。

転校先は・・・。

そうだ!〇校長がいる単位制のA高校はどうだろう?

公務員の天下りは減っている?

公務員の天下りが問題視されるようになったので、近年は少し日数を開けて再就職していました(校長職は)。

学校勤務の場合は、60歳の誕生日を過ぎた3/31が定年退職日です。教員も事務員も用務員も3/31となっています(定年が60歳の場合)。

 

2010年頃では、3/31に定年退職した校長は4/2頃から天下り先で勤務していましたが、2017年では4月半ば位での初出勤だったようです(広報職での再就職)。

国家公務員の天下り

国家公務員法では、退職後2年間は関連する民間企業への再就職を禁止していますが、例外となる民間企業もあります。

学校の先生は地方公務員なので、国家公務員法は適用されません。

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