人生の目標の1つに「払った年金分モトを取ってから死ぬ」と決めていている皮算用です。
そのために【ねんきん定期便】が届いたら確認していることがあります。
ねんきん定期便で確認すること3点
- これまでの年金加入期間
- 保険料納付額(累計額)
- 加入実績に応じた年金額(年額)
以上の3点になります。
書いてあること全部やん。
なんて思いますよね。それぞれの見るべきポイントがあります!
これまでの年金加入期間で見るのはここ!
2007年に【年金記録問題】が発覚しました。いわゆる「消えた年金問題」です。
2006年(平成18年)6月時点において、コンピュータに記録(年金番号)があるものの、基礎年金番号に統合・整理されていない記録が約5000万件(厚生年金番号4000万件、国民年金番号1000万件)あることが判明し、社会保険庁が年金記録をきちんと管理していないことが指摘された。これが、いわゆる「宙に浮いた年金記録」である。
自分自身で加入期間を把握しておかないと他人は助けてくれません。
国民年金加入期間
20歳の誕生日がきたら全ての日本国民が加入します。
学生の期間は【学生納付特例】の手続きをとると猶予が与えられます。
つまり、学生の期間は国民年金保険料を納めるのを待ってくれます。
特例の手続きを取っていないと【未納】となり、もしもの時に障害年金がもらえない事態になるので手続きしましょう。
もちろん【学生納付特例】を受けるとその期間は国民年金を納めていないので将来受け取れる老齢年金は満額分もらえません。
2018年時点では40年間国民年金保険料を納めると779,300円(年額)となっています。
【学生納付特例】や【未納】があった場合は10年以内であれば、さかのぼって納めることができます。
国民年金保険料には【免除】なんてものもあるので「国民年金なんてとても払えない」なんて人は1度調べてみると良いです。
厚生年金保険加入期間
ねんきん定期便ができる前は自分がどれだけの期間加入しているかは分かっていませんでした。
現在でも『正社員なのに厚生年金ではなく国民年金に加』なんてことが起こっているようです。キチンと厚生年金に加入しているか確認しましょう。
そしてもし、『正社員なのに厚生年金ではなく国民年金に加入』なんて事態であるならばもっとホワイト企業に転職しましょう。
保険料納付額(累計額)で見るのはここ!
過去に自分が納めた総額が分かります。
どうやら私は過去に5,831,960円納めたようです。約600万円です。
加入実績に応じた年金額(年額)で見るのはここ!
いよいよ「払った年金分モトを取ってから死ぬ」の計算が始まります!
はじまりはじまり~。
加入実績に応じた年金額のうち、老齢基礎年金(国民年金部分)は【加入実績】の金額が記載されています。
私は3号被保険者なので今後は国民年金保険料を払いませんが、20歳からの未納期間が無いため40年納付の満額分779,300円(2018年時点)が将来受け取れます。
厚生年金と合わせた合計年金額は年額1,182,084円予定です。
先ほどの納付額累計額で割り算を行います。
5,831,960÷1,182,084=4.9年です。
年金受給開始から5年でモトが取れることが分かりました!
老齢年金受給開始は2018年現在では65歳からです。今後70歳からの受給開始となる噂もありますが、皮算用家の女性の平均寿命は90歳超えが普通なので大丈夫だと思います。
3号被保険者でいる自分が言うのもアレですが、3号被保険者ってズルイ制度だと思います。
該当するならば、3号被保険者になるのはオススメです。
もちろん厚生年金加入の2号被保険者の方が将来受け取れる老齢年金額は多くなるので老後は有利です。
まずはここから【資産運用を始める】
投資をはじめようか迷っている方がいましたら、下記書籍がおすすめです。
少額からでも投資・資産運用は始められます。
コメント