大学入試の種類・時期・お金

進路話

現役高校教員の皮算用です。

例年6月頃より大学受験が始まっています。

大学生の就活は前倒しが激しすぎたので、近年は4年生スタートになっています。大学受験も昔の様に年明けスタートでよいと思っています。

 

 

大学への入学方法が昔に比べて多様化及び前倒しされています。入試スケジュールと受験料を記載しました。

出願については、入試日より1~2月早い締め切りとなっている事が多いです。

6月AO(エーオー)入試

5月~からAO入試が始まります。正しくは、アドミッションズ・オフィス入試と言います。

『大学が求めるアドミッションポリシー(生徒像)に適合する人用の入試』です。

  • アドミッションポリシー
  • *評定平均値
  • 面接+小論文
  • (授業を受けてレポート提出)

これをクリアすると、合格をもらえます。

 

 

アドミッションポリシーや評定平均値の値は、各大学により異なります。

AO入試は専願なので、合格後に辞退はできません。

皮算用
皮算用

どうしても辞退するなら、入学金+授業料半期を納入(支払う)すれば辞退できそうですが・・・。

受験料

35,000円

7月指定校推薦校内選考

指定校推薦

指定された高校に割り当てられた推薦枠です。推薦できる人数に制限があります。

指定校推薦で受験した場合、ほぼ100%合格します。小論文白紙とか面接で大きく失敗したとかだと不合格となる可能性もありますが、指定校推薦で不合格になった生徒なんて聞いたことはありません。

 

推薦を希望する場合は、担任の先生に伝えて校内選抜に書類にて申込みます。その後、推薦できるかどうか知らされます。

 

 

同じ大学の学部学科でも、高校によって推薦基準が異なります。

推薦基準は、複数あることが多いです。

  1. *評定平均値〇以上
  2. 欠席△日以内
  3. 数学Ⅲを履修していること
  4. など

各大学から指定校推薦基準が届き次第、高校3年生の教室に掲示されます。

 

校外に出回るとよろしくない資料なので、生徒1人1人に資料としては配布していないと思います。高校2年生の教室にも掲示されないかと思います。

次年度に基準が変わる可能性があるからです。

友人
保護者

*評定平均値4.0で準備してたのに、何で今年から4.2になってるんですか?

生徒
高校3年生

行きたい大学の指定校推薦がなくなってる。

なんてことがあるからです。

 

各高校の規定によりますが、停学等懲戒がある場合、推薦出来ない可能性が高いです。

高校での懲戒処分は退学・停学・訓告の3つ
高校生で悪いことをすると、懲罰を受けます。その種類についてです。懲罰の種類は退学・停学・訓告の3種類があります。

どこの大学の推薦があるかは、その高校の過去の受験実績に左右されます。

校内選考

  1. *評定平均値〇以上
  2. 欠席△日以内
  3. 数学Ⅲを履修していること

などの条件を全て満たした生徒が、指定校推薦に申込みできます。

申込み生徒数が推薦人数を超していた場合、校内選考が行われます。

 

評定平均値の最も高い生徒から順に決まります。

 

同じ評定平均値だった場合、各高校の規定により、生徒の順位付けが行われ決定します。

  • 欠席や遅刻の少ない生徒
  • 普通科生徒よりも理数科優先
  • 部活動や読書感想文などで実績のある者優先
  • など

です。

9月指定校推薦入試

  • *評定平均値
  • 面接+小論文
  • (授業を受けてレポート提出)

これをクリアすると、合格をもらえます。

指定校推薦入試は専願なので、合格後に辞退はできません。これを辞退するのは、かなりの大事です。次年度から、そこの大学からの指定校推薦が無くなる可能性があります。

受験料

35,000円

12月公募制推薦入試

  • *評定平均値
  • 筆記試験1~2教科
  • 面接+小論文
  • (授業を受けてレポート提出)

これをクリアすると、合格をもらえます。

公募制推薦入試は併願なので、合格後に辞退してもかまいません。

受験料

35,000円

*評定平均値

評定平均値は、高校1年生~の全ての教科の評定(5段階)の平均です。家庭科も体育も保健も全て含めた教科の平均です。

1月センター試験・大学入学共通テスト

〇マーク式●の筆記試験です。

国公立大学受験の場合は、たいてい5教科必要です。

2019年度(2020年1月実施)で終わりになります。

2020年度からは、大学入学共通テスト(一部記述式)となります。

 

 

センター試験については、高校3年生は学校でまとめて10月頃に受験申込みを行いますが、浪人生は各自での申込みになります。

過去に自宅浪人していて申込みし忘れた卒業生がいました。

 

浪人中の卒業生には、高校3年生時の担任が善意で折々に連絡します。留守番電話になっていれば、「センター試験の申込みしましたか?」なんて伝言を残します。

自宅浪人は、勉強も入試スケジュール管理も本人+家庭で行います。

受験料

  • 2教科以下12,000円
  • 3教科以上18,000円

1月私立大学センター利用入試

センター試験受験者が受験できる入試です。出願前にセンター試験で必要な科目を受験しておきます。

メリットは出願だけでよいので試験を受けに行かなくて良いことと、受験料が安いことです。

受験料

17,500円

2月3月私立大学一般入試

1~3教科での入試です。たいてい〇マーク式● です。

これをクリアすると、合格をもらえます。

一般入試は併願なので、合格後に辞退してもかまいません。

受験料

35,000円

2月3月国公立大学大学一般入試

  • センター試験
  • 1~3教科(記述式)
  • (面接+小論文)

これをクリアすると、合格をもらえます。

一般入試は併願なので、合格後に辞退してもかまいません。

受験料

17,000円

 

 

だいたいこんなスケジュールとなっています。

大学受験できる回数

国公立大学は基本3回しか受験機会がありません。

  • 前期一般入試2月下旬
  • 後期一般入試3月上旬
  • 間の中期一般入試

中期日程で入試を行っている大学は少ないです。

一部の国公立大学で秋~冬時期に、AO入試や推薦入試も行われています。

 

私立大学は受験機会が多いです。同じ大学・学部・学科でも、日程・科目数・科目を変えての出願が可能で、受けたい放題・受験料払いたい放題となっています。

過去に、どうしてもA大学に行きたいと10回受験した生徒がいました。30万円程受験料だけでかかっていました。

皮算用
皮算用

同じ大学を複数回受験する場合、受験料に上限を設けている大学もあります。

大学に合格したらかかる費用

  1. 入学金
  2. 学費
  3. 教科書代

入学金30万円がすぐに必要

受験後2週間程度で、合否が通知されます。

私立大学に合格した場合、入学金30万円の振込が必要です。だいたい2週間以内が納付期限です。振込まなかった場合、合格が取り消されます。

入学を辞退した場合入学金は返還されません。 過去に入学金返還を求めて裁判もあったそうですが、判決は「返還しない」でした。

併願で受験した滑り止め校にも入学金振込が必要ですが、何校まで振込むか難しいです。滑り止め→第2希望→本命→受かったら行きたいチャレンジ校

 

時々、お金の都合がつかず「期日迄に入学金を払えない」と高校に相談に来る保護者がいますが、高校では対応していません。「大学に問い合わせてください」とお話ししています。

入試要項にお金関係の金額・期日も記載されています。

学費

学費は前期・後期の2回に分けて納付(振込)します。

 

 

合格し4月入学なら、3月中旬迄に前期分の納付をします。

入学を辞退した場合、授業料は返還されるそうです。

最近は学校独自の奨学金(貸与・給付)も増えてきたので、知らないと損をします。

最新の奨学金情報の記載場所!
日本全国の大学の奨学金情報が記載された【螢雪時代6月号】は受験生家庭に1冊あってよい本です。

教育資金は計画的に準備

大学費用400万円~500万円を想定して準備している家庭も多いと思います。

入学金30万円+授業料(120万円~160万円)×4年迄は想定していても、受験料と受験旅費を予算に組み込んでいますか?

 

私自身は受験生の時に飛行機で受験地入り+ビジネスホテル缶詰めで、旅費だけで10万円×2回かかっています。

私立大学3校程受験し、滑り止めの私立大学1校に入学金30万円振り込んでもらい、最終的に国立大学に進学しました。

進学しなかった大学たちに60万円程つぎ込んでもらいました。ありがとうパパンママン。

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