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子どもに勉強させる方法は「お金で釣る」だった!

教育(高校)徒然日記
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現役高校教員の皮算用です。

タイトルからして、「お金で釣るの!?」なんて思われそうですが、私自身がお金に釣られた子ども時代でした(^_^;)

 

お金で釣られようが、物で釣られようが動機が何であれ、結果がついてくればAll OKだと考えています。

こんな考え方の教員は少ないと思います(^_^;)

https://twitter.com/rep_ofuroyasan/status/1284104220434501632?s=19

 

 

実家では勉強2時間したら100円貰えるルールがありました。

このルールが導入されたのは高校生からでしたが、もっと幼少期から適用されていたら進研ゼミなんかももっと自主的に取り組んでいた気がします。

子どもを育てるにはお金がかかる

実家は両親共働き正社員でした。

2018年現在60歳を過ぎたあの世代にとって、妻が専業主婦やパートでなかったのは珍しかったかと思います。

父母2人でしっかりと収入があったため、県外に進学した姉弟3人とも学費プラス仕送り月13万円/人を出してもらえました。

これには本当に感謝しています。

 

 

おかげで、大学卒業後は奨学金返済等のマイナススタートではなく、0円スタートをきる事ができました。

そのため、比較的早くお金を貯める事ができたんだと思います。

皮算用
皮算用

30代でセミリタイアしました。

世帯資産は2,600万円あります。

ともあれ、実家にそこそこの収入があったというのが今回の話しの重要な点です。

定期テスト勉強をさせるにはお金だった

中学生になってからは定期テストがあるようになりました。

英数国理社の5教科合計で8割以上の点数を取ると臨時小遣いがもらえるルールが実家ではありました。

  • 5教科400/500点→1,000円もらえる
  • 5教科450/500点→10,000円もらえる

こんな2本建てが父親により制定されました。

皮算用
皮算用

「テストで8割とる」というのが目標としてすり込まれていきました。

1,000円は中学校時代はよくもらっていたのですが、高校に入学してからは無理でした。

10,000円については、中学校3年生の最後でもらうことができました。

 

 

定期テストなんて、1年間で5回しかありません。かけるコストとしては少額だと思います。

 

ちなみに中学生時代の毎月の小遣いは3,000円でした。

背伸びした上位校受験への勉強をさせる・ヤル気維持もお金だった

皮算用
皮算用

お金ばっかりでごめんなさいね。笑

私自身は金の亡者でしたが子どもの頃から真面目で勤勉でした。

そのため、高校受験は少しレベル高め公立高校を希望していました。

先生

A高校受かったら、小遣い毎月お母さんと同じだけあげる。

受験前にそう言われていました。

 

 

実はA高校は推薦入試を受けましたが不合格でした(T_T)

それでも行きたい高校だったので一般入試を受験しました。

 

 

地元は田舎で私立高校もなく、すべり止めなんてキープしていません!

一般入試に受からなければ、選択肢は2つです。

  1. 定員割れし追加募集している高校を受験する
  2. 浪人する

現在ならば田舎でも通信制高校を選択できます。色々選べる良い時代になりました。

 

 

ともあれ、背水の陣で挑む高校入試です。それなりに必死で勉強しました。

何時間勉強したら国立大学に現役合格する?
4,300時間勉強したら現役で国立大学理学部数学科に合格しました。

 

 

 

みごと合格!!

母から月5,000円+父から月5,000円、合計毎月1万円の小遣いになりました。

子どもに勉強させるにはお金で釣るのが1番

背伸びした高校への入学後はやはりついていくのが大変でした。

中学生時代は学年の上位10%くらいの成績でしたが、高校では真ん中やや下くらいでした。

皮算用
皮算用

理数学科で80人中60~40位くらいでした。

学年全体ならば400人中100位以内でした。

学業は伸び悩みましたが、友人関係がとても良く、考え方や教養レベルが合う友人たちと過ごす高校生活は楽しかったです。

あまりの学業の振るわなさに?高校生になってから、父から提案がありました。

先生

2時間勉強したら100円!

せっせと机に向かいました。勉強机に着いていれば学習した事にしたこともありしたが。

定期テスト期間は、プラス5000円位になっていました。

皮算用
皮算用

当時投資を知っていれば絶対やってたのになぁ。

姉弟3人とも出された条件は同じでしたが、この「勉強したら~」にのったのは私だけでした。

 

他の姉弟は「同じ時間費やすなら時給750円のアルバイト」を選択していました。

高校生にアルバイトを勧めない理由
現役高校教員です。高校卒業後に進学するなら、アルバイトよりも勉強するべきです。弟は勉強せず、アルバイトばかりしていたため、高校卒業後の学費に600万円かかりました。

「学力を高める事が、貧困から脱する最も易な方法である」と当時から思っていたため、勉強をがんばりました。

https://twitter.com/OnebookofMAG/status/1403107202571767808?s=19

皮算用
皮算用

勉強してお金貰えるなんて最高や!

おかげで学力もそれなりに伸び、地方国立大学に現役合格し、教諭(正規雇用)として10数年勤めました。

 

 

 

 

そこそこの資産ができたので30代でセミリタイアし、授業だけを担当する非常勤講師となりました。

高時給で短時間だけ働く現在の働き方に満足しています。

お金で釣るとヤル気が継続する

先生

1周1.2kmのコースを毎朝走ったら1ヶ月で1,000円

毎朝2周走ると、2,000円になりました。

 

恐らく、幼少期に食も細くガリガリだった子ども達を心配してたのもあると思います。姉弟で小学生の頃は毎朝せっせと走っていました。

皮算用
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早起きの習慣もつきました。

今回の話しをまとめると、お金に釣られ過ぎだろう!という気がしないでもないですが、少額で釣るにはリターンが大きかったと思っています。

 

子どもにこれだけお金をかけられるなら、各ご家庭でも実践してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

お金に釣られた子ども時代だったからこそ、お金を好きになりました。お金の勉強をするのも好きです。

本格的に投資を始めたのは2013年からですが、30代でセミリタイアできました。

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