30代でセミリタイアした皮算用です。夫は変わらず正社員なので、セミリタイアを名乗るには少々ズルイかもしれません。
夫は55歳アーリーリタイア予定で、それに向けて妻:皮算用が資産運用中です。セミリタイアした2018年時点で世帯資産2,600万円あります。
皮算用はセミリタイアしましたが、現役高校教員(数学)です。そのため、宝くじの当選確率がものすごく低いことは知っています。
生きにくい日本ですので、「宝くじ当たったら仕事辞めたい(T_T)」なんて大人は多いです。
当たらないであろう宝くじに期待するの辞めませんか?
仕事の業務改善や待遇改善に期待するの辞めたでしょ?待ってても何も変わらないので自分が行動するしかないと思っています。
皮算用は行動してよかったです。
宝くじでいくら当選したら仕事を辞める?
宝くじで1等当たったら仕事辞める。
こんな人は多いですが、実際にセミリタイアしてみましたがなかなかに暇です。
そして暇をつぶすためにはお金を使いがちです。
そのため、暇つぶしのためにも社会性維持のためにも年収120万円(月収10万円)程度で働くセミリタイアをオススメします。
大人1人の生活費は月20万円あれば十分だと思います。大人2人ならば月30万円程度、子どもがいてセミリタイアはなかなか選ばないでしょうが、1人増えるごとに10万円プラスと考えます。
- 1人暮らしで月20万円(年間240万円必要)
- 2人暮らしで月30万円(年間360万円必要)
- 3人暮らしで月40万円(年間480万円必要)
夫婦2人で年間240万円(1人120万円)稼ぐことはそう難しくないと思います。大人2人が働ければ不足金額はこうなります。
- 2人暮らしで月10万円不足(年間120万円)
- 3人暮らしで月20万円不足(年間240万円)
生活費は各家庭で異なりますし、正直2人暮らしで月30万円の生活費はなかなか潤沢です。3人家族で月40万円もだいぶ贅沢だと思います。
年間120万円の不労所得を得るにはどうするか
投資・資産運用には様々な方法があります。下にいくほどリスクが高いです。
- 株式投資
- 不動産投資
- FX
- 仮想通貨
- など
株式投資は売買で利益を得ることが知られていますが、配当狙いの株保有という投資スタイルもあります。
株の銘柄によっては、配当金を出している会社もあります。配当とは利子みたいなものです。
配当利回りの%は株の値段(株価)の上下に伴い変動します。また、業績によっては配当利回りが低下することもあります。
高配当株だと3%とかザラ
有名な会社をあげてみました。配当利回りは2019年5月22日時点です。
- 8%:松井証券
- 7.5%:日産自動車
- 5.9%:日本たばこ産業(JT)
- 5%:キヤノン
- 5%:ローソン
- 4.9%:丸紅(総合商社)
- 4.8%:三井物産(総合商社)
- 4.3%:ゆうちょ銀行
- など
銀行にお金を預けている方がほとんどだと思います。ゆうちょ銀行の利子は定期預金でも1%もありませんが、配当だと4.3%あります。
ゆうちょ銀行(金利1%)だと100万円預けてて1年後の利子は1万円になります。
ゆうちょ銀行株を100万円分買うと配当は4.3万円もらえます。
実際には買った株の上下の値動きもあるので、予定通りいかないこともままあります。
配当金4.3万円もらったけど株が値下がりしていてマイナス5万円含み損。
2019年はマイナス7,000円
株価が上がりますように・・・。
なんてこともあります。
売らずに株価が買値まで戻れば含み損はなくなりますし、含み益となるかもしれません。
損確定や利益確定をしても良いですし、そのまま保有し続けて配当をもらい続けても良いと思います。
全ての銘柄が値下がりする確率は限りなく低いため皮算用は個別銘柄を複数所有し、分散投資を心がけています。
株価は景気に左右されるため2019年5月22日時点では保有している日本株、9/10銘柄が含み損です(T_T)
- 日本株10銘柄
- アメリカ株15銘柄
- アセアン株10銘柄
だいぶ分散投資しています。
下記銘柄は2019年5月22日時点で保有している株の1部です。配当利回りの低い株ももっていますが、ここでは割愛します。
- 7.5%:日産自動車
- 9%:ARCC(アメリカETF)
- 3.5%:PFE(ファイザー製薬)
- 7.5%:ESRR(シンガポールREIT)
- など
ETF
ETF(イーティーエフ)は上場投信信託のことです。投信信託は各種個別株の詰め合わせです。
日産自動車株を購入しようとすると、約8万円必要です。1単元=100株なので、値段×100株の金額が必要です。【2019年5月】
投信信託は複数(たいてい200社以上)の銘柄に少ない金額で投資することができます。
投信信託は1万円以上1円刻みで購入できます。
投信信託は基準価格というのがあり、毎日1回上下します。売買価格の決定は後日判明します。
ETFは上場しているので、株同様値段の上下がリアルタイムであります。
REIT
不動産ETFをREIT(リート)といいます。
利子配当だけで年間120万円を得るには
- 2%配当だと6,000万円必要
- 3%配当だと4,000万円必要
- 4%配当だと3,000万円必要
- 5%配当だと2,400万円必要
- 6%配当だと2,000万円必要
- 7%配当だと1,700万円必要
- 8%配当だと1,500万円必要
高配当株ほど株価値下がりのリスクが高いかもしれません。
日産自動車は2014年に購入したのですが、現在はマイナス12万円です(T_T)
手持ちのお金を全て投資につぎ込むと値段が下がった時にメンタルがやられるので、皮算用は約340万円を株式投資に当てています。
340万円で始めた株式投資は現在おおよそ600万円となりました。
個別株投資の年平均利回りの期待値は7%といわれています。
この340万円スタートの株式投資は売買メインの運用を行っています。配当狙いの銘柄については、だいたい年間16万円の配当があります。
- 7.5%:日産自動車
- 9%:ARCC(アメリカETF)
- 3.5%:PFE(ファイザー製薬)
- 7.5%:ESRR(シンガポールREIT)
- など
ザックリと配当利回りの平均5%として、320万円分保有しています。
ちなみに世帯資産は2,600万円ありますが、そのうち皮算用の個人資産は約1,400万円あります。
皮算用は安全志向が強いので、現金比率が高いです。
- 普通現金2%
- 定期預金8%
- 積立貯金32%
- 皮算用IPO資金17%
- 合計59%の現預金
「現金比率=年齢%が望ましい」と言われています。
宝くじ当たったら仕事を辞めたい
実は宝くじを当てて悠々自適に遊んで暮らしたいというよりも、転職して、ゆるく働きたいだけなのかもしれません。
最初から大きな額のお金を運用すると失敗した時のダメージ(金額)も大きいので、最初は少額からの運用が良いと思います。
投信信託やETFは少額で複数銘柄への分散投資ができるので初心者にはオススメです。証券会社には投信信託やETFがたくさんの種類があります。選ぶ際には、手数料で比較すると失敗も少ないです。
投信信託ではeMAXIS Slimシリーズが手数料が安く人気ですし、ETFはバンガード社のV〇〇シリーズが人気です。
投資は自己責任でお願いします。
責任はとれないよ!
でも、自分でやってて良かったと思えるので、すすめます。
コメント