2013年から個別株投資を始めた皮算用です。タコ足分配の投資信託デビューは2005年でした。毎年コツコツ利益を積み上げています。
つい先日2914JTを損切りしました。
特定口座・源泉徴収ありの場合の損切り時は、税金がどうなるのか謎でした。
特定口座・源泉徴収なし
マイナスだった
年間トータルで赤字の場合は、確定申告しておくと以降の年で利益があった場合の税金を安くすることができます。
【譲渡損失の繰越控除】といいます。繰り越せる年数は、後ろ3年間です。
過去に【譲渡損失の繰越控除】を行ったことがあります。2015年(2016年2月に確定申告)です。マイナス10万円位でした。日本株はプラスでしたが、アセアン株にやられました(T_T)
2016年・2017年・2018年と3年繰り越せますが、2016年はプラス18万円で2017年はプラス63万円でした。2017年の確定申告(2018年2月)会場で
繰り越し分はもう無いので、記入しなくていいですよ。
といわれました。2016年で完了していた様子です。
20万円以内の利益
確定申告の必要はありませんが、住民税の申告が必要です。お住まいの役所に行きましょう。
20万円を超える利益
確定申告が必要です。
確定申告後に所得税・住民税を支払います。
~2018年までは特定口座・源泉徴収なしだったんです。
例年20万円を超す利益を出していたので、確定申告は毎年行っていました。
毎回夫の分の確定申告も行っているので、確定申告ベテランです。確定申告会場で待たずにパソコン操作する裏技も知っています。
特定口座・源泉徴収なしの場合は、税金は後払いです。
特定口座・源泉徴収ありでの損切り
利益確定毎に所得税・住民税が引かれます。
利益出てるなら当たり前なんだけど、損切りした場合お金返ってくるの?
確定申告が必要?
さっぱり分かりませんでした。
迷ったら実行してみる人間なので、損切りしてみました。2914JTを。
無事、税金は還付され戻ってきました!
損切り前
損切り後
無事、データ上での税金額が減額されています。
念のため、口座の履歴も確認します。
キチンと還付され入金されています。
ここでフト気付きました。
税金はどのみちまとめて証券会社が納めるはずです。納める時期はもっと後。それまで回収した税金分は各証券会社が運用しているんだなと。
確定申告の手間が無くて楽な特定口座・源泉徴収ありですが、特定口座・源泉徴収なしの方が資金をめいいっぱい運用できるなぁと思いました。
セミリタイアしたので3号被保険者として健康保険・年金分を節約するため、【特定口座・源泉徴収あり】のままでいますが、運用資金をめいいっぱい使いたい方は特定口座・源泉徴収なしが良いと思います。確定申告はそう手間ではないですよ。
口座を複数持っている場合の損切り
各証券会社での売買ごとに所得税・住民税を計算するので、【マイナスの証券会社】がある場合は、確定申告し【損益通算】しておくと、税金が返って来ます。
例:楽天証券でプラス50万円。SBI証券でマイナス20万円。確定申告し、【損益通算】するとプラス30万円なので既に源泉徴収された税金が返って来る。
もちろん【損益通算】してマイナスならば、確定申告し【譲渡損失の繰越控除】を受けられます。
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