現役高校教員の皮算用です。過去には私立高校や公立中学校でも働いたことがあります。
最近は私立中学校や私立小学校を選択する家庭も増えました。
個人的には、経済的に許せるならば私立学校を選択するのが良いと思っています。
ここに書けないレベルの事柄ももちろん起こっています。
自分の子どもをホントに守れるのは保護者だけです。
公立学校は地域が大事
電車をギリギリでかわすチキンレースが流行った地域があったそうです(実際にやっていた学校の生徒からの話)。
もちろん事故に繋がりました。
我が子がそんなことに関わって欲しくないですが、子ども同士の「ビビり過ぎやろ」なんてやり取りもあります。
頭の悪い子どもが頭の悪い遊びを思いつき実行します。我が子が関わらないで済むよう保護者はできる限りを尽くすべきです。
地域が良くない場合は引っ越すか、私立学校を選ぶかです。
地元のお祭りで出くわす可能性もあるので、引っ越しをすすめます。
公立高校のヤバイレベル
「今日誰に根性焼きする~?」と言いながらタバコ片手に自転車登校していた他校生を見かけたそうです。(自校生徒の目撃談)
見聞きした生徒も中学生の頃は授業をサボって屋上に行ってたりしてたそうです。
(最近は安全のために屋上入り口は鍵かけてるはず。鍵どうしたの?)
悪いことから卒業してちゃんと勉強したからあの高校に進学しなくて良かった~。
なんて言っていました。
最初からちゃんと勉強しろよ!
高校卒業後の進路選択の面からも、私立高校がオススメです。
脱法ハーブが流行った頃【2015年?】に薬物売買が行われていた高校もありました。当時もニュースにはなっていないと思います。校内で停学等で済ませたのでしょう。学校内は治外法権が働きます。警察沙汰になることなどほとんどありません!
公立中学校のヤバイレベル
中学校こそ微妙な公立中学校はお勧めしません。
地域のママさん達の口コミネットワーク(今どきLINE?)で地域の学校情報に触れられるので、面倒でもママ友関係を維持しておくのは良いかもしれません。
- 頭蓋骨にヒビ
- 授業中のケガ
- 妊婦の先生への暴言
先生側からの聞いた限りの話です。
頭蓋骨にヒビ
生徒同士の喧嘩(相手を突き飛ばした)で、被害生徒の頭蓋骨にヒビが入った話しを聞いたことがあります。
明らかに体の大きさが違うのに手加減しないらしく、中学校入学時から手を焼いていた生徒だったそうです。
周りがこんなやから、私立中学校に行かせたかった。
友達と同じ学校に行きたがるから、私立小学校に行かせれば良かった。
同僚の先生がぼやいていました。
ちなみに、その先生のところのお子さんは高校からは私立学校を選択していました。
授業中のケガ
授業でカッターナイフを使う機会があったそうです。
「授業で使うから持ってきてね」と指導していたそうです。
休み時間に生徒がふざけて遊んで、同級生の手を切りました。
俺のカッターナイフ新品やねん。
切れ味見させてや。
友人の手にカッターナイフを突き刺しスッと引いたそうです。
もちろん深く切れます。
ギリギリ神経には達していなかったそうですが、指示した先生は肝が冷え、以降授業でどうしてもカッターナイフを使う時は持参させずに学校で準備したものを使わせているそうです。
- カッターナイフに番号を書いておく
- 自分の出席番号と同じカッターナイフを使う
- 返却時に確認しやすい
生徒の怪我が後遺症無く治るものであったのと、怪我をした家庭との関係が良かったので訴訟問題にはなりませんでした。
後遺症が残る怪我なら訴訟問題に発展していたと思います。
休み時間での出来事なので、先生個人までは責任追求が来ないかもしれませんが、授業中での出来事ならば監督責任不行き届きですので、先生個人の責任を問われる可能性が高いです。
妊婦の先生への暴言
「その腹蹴ったらどうなる?」
こんな言葉を投げかける生徒もいます。
中学校では停学や退学といった懲罰は無いので(停学は今どきあるかも)、この暴言生徒も【注意】だけで済んでいます。
特に女性には公立中学校勤務はお勧めしません!
公立中学校の成績基準
公立中学校の成績評価も、絶対評価の10段階で
- 不登校生徒は1
- 学校来てたら2
- 授業中静かに座っている子は3
- 課題提出できてて4
なんて揶揄されてたなぁ(@_@)
私立中学校に進学予定なら最初から私立小学校受験を選ぶのもよい
1年生辺りなんてまだまだ善も悪も無くて可愛いらしいです。
イタズラの度が過ぎてくるのが小学校5年生・6年生位でしょうか。
前述の頭蓋骨にヒビが入った中学生の事例では、
周りがこんなやから、私立中学校に行かせたかった。
友達と同じ学校に行きたがるから、私立小学校に行かせれば良かった。
そう同僚の先生がぼやいていたので、中学校を見据えて私立小学校を選択するのが良いかもしれません。
ただ、小学校は6年間なので学費総額がなかなかの金額になります。
特に男の子は友人と離れたがらないかもしれません。
同僚のお子さんは男の子でした。
公立小学校は先生がかわいそう
私自身は小学校の教員免許は持っていません。今後も小学校で働くことは無いでしょうが、小学校も大変な様子です・・・。
お腹を蹴られたり、頭を殴られてMRIを撮ったり、階段から突き落とされて骨折した教員も。私自身もいくつもの消えない引っ掻き傷と、殴られて病休と、拳が小指に当たってピアノを弾けなくなった事があります。前文のケースで被害届は出すなと管理職から止められました。
— しーな 手を洗ううさぎ (@wanyankokko) August 13, 2020
理科の実験は危険がいっぱい
中学校・高校だと1対40の授業がほとんどです。
理科や家庭科などの実験や実習時では1人では目がゆきとどかないので、教員が複数人いる場合があります。
それでも先生2~3人です。
ヤケド
おしゃべりに夢中で、ガスバーナーに気付かず、火が制服に燃え移ったそうです。
生徒にはヤケド跡が残りました。【高校】
器具の投げつけ
新卒の女性教員に対して実験器具の投げつけがありました。【中学校】
男性教員には投げつけないでしょう。
恐くない相手には突っかかっていく人物は学校現場以外にももちろん存在します。
学校での理科の実験は減っている
一定レベル以下の学校では理科の実験がなくなりつつあります。
先ほどの実例のようにリスクが高いからです。代わりに教科書や資料集で実験がカラー写真で詳細に記載されています。
学校での理科実験が少なくなったので、民間の理科実験塾なんてものもあります。
1対40ではアクティブなことはどんどんできなくなっています。家計が許すならば、教育には手間ひまお金をかけてあげてください。
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