30代でセミリタイアして趣味で高校の先生をやっている皮算用です。
セミリタイア前は高校教諭(正規雇用)で現在は高校非常勤講師です。
教科は数学です!
試さない家庭は無いだろうと思うほど有名な進研ゼミ!
ただ、キッチリ継続できた家庭は少ないと思います。笑
進研ゼミに限らず塾・予備校もですが、ちゃんと継続すれば結果が付いてきます。
中学校3年間進研ゼミをやりきった!
私は昭和生まれの田舎育ちです。地域に学校も少なく、だいたいこんな感じでした。
- 同じ小学校
- 同じ中学校
- 同じ高校
- 地元で就職
中学生ながらに薄々感づいていた将来はこんな3拓でした。
- ヤンキーになる
- オタクになる
- 進学して田舎を出る
3番やろ!3番!
幼いながらに「貧困から脱する最も簡単な方法は学力向上である」と考えていました。
ルックスがいい・一芸に秀でている。これらが突出していればそれで飯が食えますが、普通の人には無理です。
※実家は両親ともに正社員だったので貧困家庭ではなく、中の上くらいでした。
進研ゼミやりたい。
ヤンキーになるのもオタクになるのも嫌だったので勉強しました。笑
周りの中学生で勉強しているのはごく少数だったので、やればやるだけ成績も上がっていきました。
結果が付いてくると、なお面白いので、さらに取り組むんです。それでまた伸びると。
本当にキッチリ取り組んだと思います。
中学生からは始めやすい
もう中学生なんだから〇〇〇
勉強を始めるには、何かきっかけが必要です。
何もなく、「よし勉強しよう」とはなりませんし、始めた後に継続することも難しいです。
中学校からは教科担任制となり、授業進度が早くなります。宿題や課題等も増えます。
そのため、中学生自身も勉強への焦りが表れるので、初期の頃は追いつこうと努力します。
- 勉強が難しい(T_T)
- 勉強についていけない。がんばらないと!
- 難し過ぎて嫌(-_-)
- 差が開きすぎて追いつけない。ヤル気無し。
- 人生何とかなるでしょ(=_=)
早い段階で軌道にのせないと、分からないから放っておいたツケはいつかどこかで返ってきます。
- 高校受験
- 大学受験
- 大人になってから
もちろん後半になればなるほど巻き返しはキツイです。
最終的に挽回不可能になります。
中学生からなら挽回がしやすい
私は現役高校教員なので、たくさんの高校生をみてきました。
高校生からの挽回はとても難しいです。
進学した高校で大学が決まります。大学名で入社する企業が決まります。企業によって賃金に大きく差があります。
微妙な高校に入学しても、大学入試で浪人して有名大学にいけばいいけど、浪人したくない層が多いです。
業界によって平均年収は異なります。日本で最も高給な業界はテレビ業界です。平均年収は1,000万円を超えています。
総合商社も高く、こちらも平均年収は1,000万円を超えています。
MR(医薬情報担当)という仕事があります。薬を病院に売りに行く職業です。薬剤師の資格は要りません。平均年収は700万円です。
薬剤師の平均年収は530万円です。
看護師の平均年収は450万円です。
- いくらの収入の仕事がしたいか
- その仕事がしたいか→職業
- なるためにはどんなルートか→学歴
1.→3.と考えていくのが正解です。
大学生の就職活動はこんな流れになっています。
- 会社説明会参加
- 筆記試験
- 1次面接(人事)
- 2次面接(役員)
- 3次面接(社長)
5つ合格すると内定となります。
過去にこんな事例がありました。
MRになりたいです。
就職の筆記試験が受かって面接まできたら、僕のちからで内定出すよ。
よろしくお願いします!
がんばります!
会社説明会申し込み当日、わくわくしながら製薬会社に申し込むと【満席・申し込み不可】がパソコン画面に出ました。
彼は最初の会社説明会にすら申し込むことができず、MRになれませんでした。
私の知人の話です。
正直、Fランク大学だったので製薬会社は最初から採用する気は無かったと思います。
最初の筆記試験も、会社側はコストがかかっています。
説明会会場も1度に何百人と入る会場を有料で借りています。
企業は採用する気の無い学生にかまっている場合じゃないんです。
そのため、大学名フィルターをかけています。
大学名フィルターで弾かれないレベルの大学に入学するべきです!
進研ゼミを3年間継続してみてどうだった?
私自身は中学校1年生から進研ゼミを始めました。
元々の学力は上位30%くらいでした。1学年130人程度だったので、40番以内でした。
まだまだ素直な中学1年生からの開始だったので、進研ゼミの推奨通り取り組みました。
周囲では勉強しない中学生がほとんどだったのでやったモン勝ちでした(^^)v
当時はスマートフォンも無く、娯楽はテレビとマンガくらいでしたから。
最近の子どもはSNSで忙しいと思います。
ちゃんと取り組んだので、中学校3年生の頃の校内順位は5番程度でした。
模試で2位を取ったこともあります(^^)v←1位常連生徒が模試欠席した
- 同じ小学校
- 同じ中学校
- 進学校
- 国立大学進学
- 高校の数学の先生
- 30代でセミリタイア
こんな人生になりました。
勉強を継続するには
- ほめて続けさせる
- お金でつる
私はこの2点で継続できました。
子どもをお金でつる親もどうかと思いますが、やはり効果てきめんです。
お金につられた
- 2時間勉強したら100円
- 5教科のテストの合計8割で1,000円
- 5教科のテストの合計9割で1万円
私の実家のルールでした。
1時間50円じゃないのがいい線ついてました。
高校生からは1時間50円になりました。
姉弟3人でしたが、勉強2時間100円にのったのは私1人だけでした。
バイトした方が良い。
バイトした方が良い。
高校生でアルバイトをしていた姉弟はそれぞれ私立大学と専門学校に進学していきました。私は国立大学卒業です。
学費は総額でこんなところです。
- 私立大学500万円
- 専門学校500万円(医療系4年)
- 国立大学250万円
弟は理学療法士をしていますが、30歳時点で年収400万円と言っていました。
理学療法士の平均年収は450万円だそうです。おそらく年収600万円にはならないと思います。
2時間勉強で100円システムは中学校からだったので、中学生~の合計時間は3,180時間です。
つまり、6年間で約16万円です。年間3万円未満で月3,000円以下です。
勉強したら〇円システムは費用対効果が高いと思います。進研ゼミを子どもにさせてあげるだけの経済力があるならば、取り入れて欲しい手法です。
習慣化させるなら早めに!
勉強に限りませんが、習慣化させるなら早い方が良いです。
中学生になったある日から、「勉強毎日1時間やりなさい!」なんて実行無理です。
勉強のやり方分からないから。
ヘタしたら、親御さんも勉強のやり方知らないかもしれません。
知ってます?勉強のやり方。
成績が上がる勉強のやり方です。
分かると面白いんです。
面白いからどんどん取り組むんです。そしたら成績も付いてきます。
ちなみに、高校生の半数が小数のかけ算割り算ができません。
数学に関しては、だいたい中学校2年生内容くらいから大きくつまずいている様子です。
ヤバイと思ったら、分かる所まで戻ってやり直すのが正解です。
理解の土台がきっちりできていないと、上に積んだものは崩れます。
たとえ高校生であっても、小学生内容でつまづいているなら、そこからやり直すべきです。
小学6年生コースや中学3年生コースなら、『総まとめドリル』的なのがあるので効率的に勉強できます。
弟や妹がいるふりをして申し込みましょう!もちろん学力が追いつけば高校講座もやるべきです!
高校3年生時点で数学の偏差値38でした。大学受験は4度失敗し、小学校4年生の分数計算までさかのぼってやり直しました。
高橋一雄(朝日新聞より抜粋)
高橋一雄氏は下記の本の著者です。
- 語りかける中学数学
- もう一度高校数学
- など
多数の数学関係の本を出版しています。
進研ゼミは長い歴史があるので自宅学習のノウハウが蓄積されている
おそらく、人生で1度も進研ゼミをさわったことの無い人はいないでしょう。
それだけ長い年月をかけて、自宅学習へのノウハウが蓄積されています。
教育って、トライ&エラーのくり返しで、より良くしているんです。
失敗したゆとり教育というものもありました。
公教育では、「これ失敗や!」と発覚してもただちには直せないんです。教育課程や学習指導要領の見直しは数年かけてデータを取ります。
そのため、独自に対応できる私教育の方が強いです。
進研ゼミではチャット形式で質問できる
進研ゼミだけに限りませんが、分からない問題が出てきた時、学校の先生に聞いても答えてくれます。
教科指導力が低い先生はボロが出るので教えてくれないこともありますが、普通の先生ならば、対応してくれます。
普段の授業聞いてないのに質問するのは対応してもらえないよ。
学校以外の塾・予備校などを毛嫌いする先生もいますが、最近の先生は塾育ちも多く、わりと寛容です。
何より、「学校でも塾でも何でもいいから勉強して欲しい!」と思っている先生ばかりなので、勉強の質問は嬉しいところです( ´∀`)
まぁ、最近の進研ゼミではチャット形式で質問に答えてくれるので家の中で解決できます。笑
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