【臨時任用】時間講師・非常勤講師の働き方と年休の取り方・待遇

先生の働き方

30代でセミリタイアして時間講師をしている皮算用です。

時給で働く講師の働き方と有給の取り方や待遇についてです。

もちろん、勤める自治体や私立学校によって働き方や有給取得に対する考え方は異なりますので、勤務先に確認するのが正解です。

セミリタイアして時給2,500円の時間講師しない?
30代でセミリタイアしました。

時間講師・非常勤講師の働き方

実際に授業を行った場合に賃金が発生します。テスト作成や採点に関しては賃金が発生しないことがほとんどです。

 

さすがに働き方として、「賃金払わないけど仕事してね」はブラック労働なので、今後は是正されていくと思います。

  1. 労働分賃金が出る
  2. 賃金を出せないのでテスト関係は任せない

今後はこのどちらかになっていくと考えられます。

 

予算の都合で人件費はこれ以上かけられないので、【2.賃金を出せないのでテスト関係は任せない】になっていくと思います。

これからは教諭(正規雇用)や常勤講師(1年契約のフルタイム勤務)の仕事がさらに増えます。

皮算用
皮算用

そう予想していましたが外れました。

以外と教職をホワイト労働にしてくれるのかしら??

2019年に宮城県仙台市で非常勤嘱託による未払いの残業代請求が起こりました。642人が請求し、200人以上は非常勤講師の先生だったそうです。

市教委は非常勤講師ら約240人に未払いがあり、金額を確定した上で支払いを進める。

2019年6月1日河北新報より抜粋

2019年10月にも愛知県名古屋市の非常勤講師の先生約1,100人が未払いの残業代請求を起こしました。

 

 

フルタイム教員と同じく4%のみなし残業代(教員調整額)を付けておけば教諭・常勤講師同様、非常勤講師・時間講師もこき使えるので今後はそうなっていくかもしれません(-_-;)

最初に確認しておくとサービス残業を減らせるかも

時給で働く講師の仕事はこんな感じです。

  1. 授業準備・教材研究
  2. 授業
  3. テスト作成(3~5時間)
  4. 採点・成績付け(40人分で2時間)

これ、3.と4.については回避できる可能性があります。

皮算用
皮算用

他の先生が代わりにやることになるので、「仕事しないズルイ奴」みたいに思われるかもしれません。

最初に講師依頼があった時に「テスト作成は時間がかかるので給料が出ないならしたくない」と伝えておくと、普通は任されません。

給料出るならテスト作るでしょ?

 

 

私は教員歴が長いので授業を担当する=成績も付けると考えていたので、採点・成績付け回避はしませんでした。

他校の時間講師の先生は採点・成績付けを拒否したそうです(テスト作成は請け負ったそうですが)。

後ほど詳しく説明しますが、採点・成績付けは1時間分は賃金が発生するのでまだ許せるかと個人的には考えています。

皮算用
皮算用

「やりたくない」ばかりだと講師依頼がなくなる可能性もあるので、どこまで許せるかは妥協点が必要だと思います。

やらないこと

公務分掌(担任業務や進路指導部・生徒指導部など)の仕事はしません。そうじ監督やクラブ顧問等も行いません。

夏休みなどの長期休暇は無給

実際に授業を行った場合に賃金が発生するので、授業のない夏休みなどは無給になります。

皮算用
皮算用

2018年の夏休みは40日間ありました。子ども時代に戻ったみたいでした。笑

せっかくの長期休暇なので、何かすべきだと思います。

  1. 教員採用試験に向けての勉強
  2. 留学
  3. 旅行
  4. バイト

教員採用試験を受け続けているならば、1年中勉強しているはずなので、夏くらい留学や旅行がオススメです。

正規の先生(教諭)になれば夏休みは多くて5日間程度です。ヘタしたら0日です。

副業OKな講師ならば、夏休み期間のバイトもできます。なんなら旅行+バイトなリゾートバイトなんてのもあります。

「リゾート地みたいなまぶしい場所に行きたくない。」

なんて場合は高単価と噂の治験バイトなんてのもあります。

完全無料の治験バイト探し

学生時代ぶりの長期休暇を有意義に過ごして欲しいと思います。

時間講師・非常勤講師でクラブ顧問を頼まれたら必ず確認すること

普通は時給で働く講師にクラブ顧問は担当させません。

右も左も分からない若手には依頼がくる可能性もあります。「断れる」って知らないからです。

 

次年度の採用試験や講師契約の更新のためには管理職の覚えが良い方がいいので、クラブ顧問は引き受けても良いと思います。

ただし、労災関係の確認は必ずしましょう!

大学生

労災ありますよね?

労災がなかったら、もしもの時は保障ゼロです。

 

さすがに生徒のケガや死亡に対しては学校が責任をとってくれると思いますが、先生のケガや後遺障害・死亡についての保障も確認しておきましょう。

普通は時間講師や非常勤講師(週の労働20時間未満)は社会保険に加入しないはずです。

厚生年金や私学共済ならば障害年金も手厚いですが、国民年金ならば障害年金は約半額です。

皮算用
皮算用

部活顧問の依頼が来たら厚生年金や私学共済加入を条件にしましょう。

障害年金は最高の保険
国民年金や厚生年金に組み込まれている【障害年金】これはものすごい保険です。民間の保険ではとても真似できません。

時間講師や非常勤講師の賃金・給料など待遇について

  1. 授業に対して賃金が発生する
  2. 住宅手当等は付かない
  3. 健康診断は受けられる
皮算用
皮算用

結核などを生徒にうつしては大変なので、健康診断があります。

実労働に対して賃金が支払われるので、後払いです。

 

教諭や常勤講師は月給で残業代は付かないので、当月前払いです。

例:4月分の給料は4月20日に支給

残業代は全員に基本給の4%が既に上乗せされています。【給特法】

 

非常勤講師には4%上乗せされていません。

教員の給料・各種手当てについて
学校の先生がもらえる各種手当てについてです。

時給で働く

1時間いくらで雇われます。ただ、この1時間は授業時間なので、50分〇円です。

高校ならば時給2,500円は下らないので、50分で2,500円です。都市部ならば50分2,900円なんてところもあります。

 

ちなみに、授業が40分の日も2,500円もらえます。授業時間が「今日は60分授業」なんてなることはありません。

学校によっては1時間=90分授業を行っている学校もあります。その場合は「1時間=90分授業で、〇円」と言ってくれます。

 

各種手当は付きません。

交通費は実費でもらえます。定期券については買う前に事務に確認すべきです。

授業が無いときは基本的に賃金が支払われない

基本的に、授業が無い=賃金が出ないです。ただ、自治体・私立学校によって異なります。

国立・公立の学校では授業が無い=賃金が出ないです。

 

一部の私立学校では「1単位いくら」で契約するので、夏休み等の長期休暇中も他の月並みの給料が出るそうです。

授業が無いときにも賃金が発生するには

自治体・私立学校によりますが多少の融通がきくことがほとんどです。テスト作成や採点業務がどうしても発生するからです。

  1. 月の上限時間数を設けている
  2. 週の上限時間数を設けている

このどちらかであることが多いです。「1授業いくら」で雇われているので、学校行事などで授業が無くなった場合に、最大で無くなった時間分の時間外労働分を計上することができます。

 

例:週の担当授業は5クラス×3単位の合計15時間だが今週は定期テストがあり、10時間分の授業がなくなった。採点業務に12時間かかったが、そのうち10時間は時間外労働として計上できるので、今週も15時間働いた。

先生

2時間分の賃金支払われてないけど。

えぇ。ブラック労働ですから。

 

 

ちなみに、テストの採点は数学ですと40人分で2時間かかります。

授業がつぶれず15時間授業して採点業務もあった場合は単純にサービス残業です。

講師の時給は2,500円を下りませんが実労働時間で割ると1,800円位になるかもしれません。

(パチンコ店並みです。)

時間講師や非常勤講師の有給・年休について

時間講師や非常勤講師も有給があります。

何日もらえるか等は自治体・私立学校によりますが、国立・公立学校ならば「勤務開始後6ヶ月後に7日付与」が一般的だと思います。

ちなみに、有期雇用なので有給は使い切らないと消滅します。

有給が残っていても買い取ってはくれません(私立学校ならば可能かもしれません)。

有給の取り方

非常勤講師は授業に対して賃金が発生するので、【授業日】でないと有給は取れません。つまり授業が自習となります。

自習としたくない場合は【授業のある日だが実際は授業の無い日】に有給を入れると授業が無いので、自習とはなりません。

大学生

???

意味が分からないでしょ?

授業のある日だが実際は授業の無い日

大学生

毎週火曜日に授業が3つあります。

火曜日が【始業式】で授業が無いですが、カレンダー上は火曜日なので授業があるとカウントします。

この日に有給を入れると3時間分の賃金が支払われます。

 

ただ、こういった【始業式】や【遠足の日】等に有給を割り振るのは「授業無い日なのに授業日とカウントしている」のが黒に近いグレーゾーンだと思うので、今後は難しくなっていくと思います。

皮算用
皮算用

もう自習出しまくろう!

 

もちろん、有給を使わずに働いて実労働分を計上してもかまいません。

皮算用
皮算用

ノート添削や教材研究・授業準備。仕事はいくらでもありますからね。

未消化の有給は、雇用期間完了と共に消滅しますが。

授業を自習にした場合の自習監督の割り振り

授業を自習とした場合の自習監督は教務部が他の先生に割り当てるのが普通ですが、「自習にした場合の自習監督の都合は自分でつけてね」な学校もあります。

皮算用
皮算用

ゴミシステムな学校です。

1講師がチマチマ交渉することではないので、自分で都合つけるよう言われたら教科主任に相談しましょう。たいてい主任が手配してくれます。

主任がしどろもどろにしていたら「有給(年休)取るんでヨロシクお願いします!」と爽やかに去って行きましょう。

有給休暇は労働者の権利です。

これはダメ

大学生

毎週火曜日に授業が3つあります。

火曜日が時間割り変更で月曜日授業となりました。カレンダー上は火曜日ですが、校内の曜日は【月曜日】なので授業が無い日です。この場合は有給が取れません。

これもダメ

大学生

長期休暇時に有給取ります!

非常勤講師は授業に対して賃金が発生するので、【授業日】でないと有給は取れません。

終業式~始業式の間の長期休暇期間は授業が無いので、有給は取れません。

 

一部の学校では、長期休暇期間にも補習授業や特別講座を行っています。それらを非常勤講師も担当するならば、その期間は【授業日】と考えるので有給取得可能です。

ただ、普通は非常勤講師はそういった特別講座は担当しません。

時間講師・非常勤講師として働くときの心構え

今後のキャリアをどう重ねていくかで、仕事への取り組み姿勢をもつべきです。

非常勤講師からの教員採用試験合格を目指す

教員採用試験合格に向けて教育委員会のウケがいいようにNoと言いにくい働き方なので、何でもかんでもYesと言っているとエラいことになります。

科目数が多いほど授業準備も大変になります。複数校で勤務する場合は科目を合わせておくとまだ楽です。

大学生

減らしたら雇用がないかも。

受け持ち数が少ないと収入も少なくて生活できない・・・。

なんて言われそうですが、正規採用しないでこんなに働かせるなんて搾取以外の何ものでも無いです!

働き過ぎて体や心を壊したら教員採用試験合格どころか人生再起不能になります!

これらを耐えてまで目指す職業では無いと思います。

皮算用
皮算用

先に残業代の出る民間企業で働いて小金を貯めてから趣味で非常勤講師するぐらいが働き方としてちょうどです!

非常勤講師→教諭となった先生は10数年間の教員生活では1人だけいました。38歳位の体育の先生でした。

民間企業からやってきたのか、ずっと講師だったのかは分かりませんが、5年ほど非常勤講師をされていてからの教員採用試験合格でした。

先生
ベテラン先生

もういい加減、採用試験諦めたらいいのに。

同僚の体育の先生はそう言っていましたが、38歳の体育の先生は諦めませんでした。

非常勤講師のままでいる

皮算用
皮算用

生徒・学校ファースト辞めました。

生徒・学校ファーストはキャリアを重ねていく先生に任せましょう。

 

私はセミリタイアしたので、先生業は趣味ポジションです。生徒はかわいいですが、そこまでもう面倒はみません。自分の人生をエンジョイします!

ただ、余りに仕事しないでいると、次年度の講師依頼が来なかったりするので注意が必要です。

先生

講師依頼無くてもいいんだけどね・・・。

くらいのポジションでいたいものです。

教員から転職できないと感じたので資産形成したらセミリタイアできた
転職可能年齢を超したならば資産形成してリタイア・セミリタイアしましょう!

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