年収が低いなら年齢制限が緩い教員に転職しない?

先生になるために

30代で高校教諭(正規雇用)を辞め、セミリタイアした皮算用です。

学校の先生の働き方はなかなかブラックなので職を選べる若者にはすすめられない職業ですが、職を選べない年齢の方にはオススメします。

中学校・高校教員の働き方365日
中学校・高校・公立・私立、3つ以上の都道府県で先生経験があります。教員はなかなか大変な職業です。

教員採用試験の受験年齢の上限を撤廃しつつある自治体が増えてきました。「45歳で新規採用(元私立教員)」や「42歳で新規採用(元塾講師)」な方々がいました。

将来的に定年(2019年時点:60歳)も延びるでしょうから、50代以降での採用も増えることと思います。

 

新卒から教諭だと、だいたい額面月収=年齢くらいもらえます。ボーナスは年間で4.5ヶ月くらいなので、年収=年齢×16.5程度になります。

 

教員経験ゼロでも、職歴加算があります。「48歳で初めて学校の先生になる」場合でも、給与水準的に『教員歴1年目』とはカウントしません。

職歴加算が何倍なのかは各自治体や経験職業により異なります。

皮算用
皮算用

0.7~1倍程度じゃないかなと勝手に考えています。

学校の先生になるには

  1. 教員免許が必要
  2. 教員採用試験に合格すると教諭(正規雇用)になれる

教員免許が必要

  • 専修免許←大学院
  • 1種免許←大学
  • 2種免許←短大・専門学校
  • 臨時免許←3年間有効

教頭や校長といった管理職になるならば専修免許が必要だそうです。普通に先生をするなら1種や2種で十分です。

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教員免許が無い場合は、臨時免許を発行されることがあります。

皮算用
皮算用

高校数学1種しかもっていないので、中学校で働いていた時に臨時免許を発行してもらいました。

校種(学校の種類)

文部科学省管轄の『学校』はこの4つです。正規雇用されれば教諭となります。1年契約の非正規雇用ならば講師となります。

保育園は厚生労働省管轄です。

 

 

たいていは校種が上がるほど給料も高くなります。

  1. 幼稚園
  2. 小学校←倍率3倍程度
  3. 中学校
  4. 高校←倍率10倍以上

学校数が多いほど教員数も必要なので義務教育の方が倍率は下がります。

『美術』とかだと「10年に1人採用」くらいです。授業数が多い教科ほど採用数も多いです。

皮算用
皮算用

中学校や高校希望ならば1種免許や専修免許保有が望ましいです。

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教員採用試験に合格すると教諭になれる

教員採用試験は毎年7月頃に行われます。出願時期は5月頃です。試験は1次試験→2次試験の2回であることがほとんどですが、3次試験まである自治体もあります。

教員採用試験に合格すると、『合格者名簿』に記載されます。教員採用は欠員補充なので退職者がいなかった場合、「合格したのに採用されない」事態が起こりえます。

教員採用試験に合格した後の流れ
教員採用試験に合格した後の流れです。定年までざっくり書いてみました。
皮算用
皮算用

中学校~高校・私立公立・3都道府県以上での教員経験がありますが、都会の公立高校が教員としては最もホワイト労働です。

私立学校の採用時期は各校で異なります。公立学校と比べるとブラック寄りなので私立学校勤務はすすめません。

私立中学校や私立高校の教員の働き方
【私立学校で働く=中小企業で働く】と考えておけば、後々「こんなはずでは・・・」となりにくいですよ。

学校の先生の種類

  1. 教諭←正規雇用
  2. 常勤講師←非正規雇用
  3. 非常勤講師←非正規雇用

呼び名などは各自治体で異なっていますが、『学校の先生』はだいたいこの3種類あります。

教諭とほぼ同じ仕事をするのが常勤講師になります。364日契約になります。

【臨時任用】常勤講師の働き方
現役高校教員です。30代で教諭を辞めてセミリタイアしました。

非常勤講師は授業のみの担当となります。4/8~3/20程度の雇用契約となります。授業の無い夏休みは収入0になります。

高校の非常勤講師(時間講師)だと時給は2,500円を超します。都会だと時給2,800円を超します。

【臨時任用】時間講師・非常勤講師の働き方と年休の取り方・待遇
非常勤講師にも有給休暇があります。しっかり契約期間内に使わないと、消えてしまいますよ。

ブラック労働だけど教員への転職をすすめる理由

正規雇用の教諭となれれば公務員なのでなかなかクビにはならないですし、年功序列な給与形態で退職金もしっかり出ます。

仕事ができてもできなくても給料には反映されません。

そのため、『働かない』スタンスでいると仕事を任されません!

もちろん「マジ働かへんよなー」なんて陰口は言われるでしょうが年収500万円600万円もらえます。悪くない働き方だと思います。

オススメの校種

皮算用
皮算用

小学校です!

  1. 倍率が低い
  2. 反抗期前の生徒
  3. 中高みたいに部活で土日祝日潰れない

小学生はまだまだ体も小さいので基本的に「先生が怖い」と思っています。中学生や高校生のように無茶苦茶することは少ないですし、叱れば素直にうなだれます。

中学校や高校では全員顧問制となっているので、必ずどこかの部活顧問となります。

中学高校では土日祝日も仕事ですが、小学校は基本的に休みです。

クラブ・部活動顧問の働き方
教員の働き方に【全員顧問制度】があります。クラブ活動を全員で平等に負担して、「特定の顧問だけが毎月の時間外労働100時間」というのを無くすためです。「1億総50時間!」みたいな感じです。学校の先生は1億人もいませんが。笑

小学校教員のデメリット

  1. 全教科教える
  2. 給食指導がある
  3. 幼稚園の次に安い給料

全教科教えることになるので、朝~夕方まで休憩がありません。

給食指導があるので昼休憩というものも取得できないでしょう。また、給食費未納の家庭からの取り立ても教員が行う自治体もあります(今どきもうない?)。

給食費の取り立てなどは20代だと保護者からなめられます。そのため職を選べる若者には教員をすすめませんが、年齢を重ねた方には保護者も強く出ないためオススメする職業です。

働かなくても大丈夫?

年功序列な給与形態で仕事ができてもできなくても給料には反映されないことをヨシとしています。

それを利用するのは悪いことではありません。

仕事をしない分の負担は他教員が担います。

先生

それはちょっと人としてマズくない?

そう思ってもらえるなら、真っ当に先生ができる方です。本当に何もしない先生が学校現場にゴロゴロいます。

今から教員を目指すには学力が不安

大学へ行くためのルートは2種類あります。

  1. 高卒→大学入試
  2. 中卒→高卒認定(旧大検)→大学入試
先生

勉強苦手だから大学入試は・・・。

なんて方もいますが、今どき定員割れの大学なんてたくさんあります!『社会人経験者入試』だと、小論文+面接だけで合格します。

賃金を支払う労働者を雇うのは何度も選考をくり返しますが、お金を払ってくれる生徒なんてどんどんきて欲しいんです!

現実に学力が中学校2年生レベルの生徒が大学入試(推薦)で合格しています。学力がなくとも大学に合格します。

大学に入ってから大丈夫?

定員割れを起こしているような大学では高校の授業内容と大差ありません。普通に授業を聞いていれば大丈夫なレベルです。

18歳19歳の勉強しない若者がたくさんいます。30過ぎた大人が彼らと同じく遊びほうけることは無いと思います。

教員採用試験ってどう?

先生

定員割れを起こすようなFランク大学から先生になれるの?

Fランク大学から高校教諭を目指すのは無理があります。ですが、小学校ならば可能です。そもそも小学校の倍率は全国平均で3倍です。低い自治体ならば2倍を切っています。

自治体が大学名うんぬんを選べる時代ではないんです。

  1. 明らかに問題のある人
  2. 会話が成り立たない人

教員採用試験受験者はまずこの2点で弾かれます。2~3割の受験者が消えます。

後は教員採用試験の成績順になります。どうしても優劣が付かない時は大学名も見ますが、小学校ではそこまでフルイにかけるほど志願者は多くいません。

皮算用
皮算用

教員採用試験に合格できない場合は常勤講師のオファーが来ます。その場合は年収400万円代です。

 

 

 

年収300万円代で生活に困窮しているならば、万年人手不足な教職はどうでしょうか?

中学高校だと土日祝日も潰れるので時給換算で1,500円以下ですが、小学校ならば1年目から時給換算1,500円を超えます。

小学校の免許を取得するのには大学既卒ならば2年間かかります。高卒であった場合は4年間かかります。

時間とお金(学費)がかかりますが、教諭となれれば年収500万円600万円もらえるのでペイするのは早いかと思います。新規採用の年齢制限も緩いので、35歳を過ぎて低年収の方には悪くない働き方だと思います。

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