リタイア後の収入や人生設計を考えて、30代でセミリタイアした皮算用です。
必要ないと判断したので生命保険と医療保険を解約しました。
30代DINKS家庭ですが、2019年現在かけている民間の保険は2つのみです。
- 火災保険(個人賠償責任保険含む)
- 自動車保険
自転車に乗るならば自転車保険や個人賠償責任保険への加入は必須です。車やバイクに関してもそうです。
これら保険金を支払えない人は自転車やバイク・車に乗ってはダメです。
無保険で大きな事故を起こした知人・他人を見ました。被害者の人生も加害者の人生も大きく変わります。
お金で買える安心は買うべきです。自転車・バイク・自動車保険には必ず加入してください。
生命保険の解約前に調べること
生命保険の保障内容は保険会社により異なりますが、だいたい下記の保障があると思います。
- 死亡・高度障害
- 入院
- 手術
- 通院
生命保険には医療保険も含まれているように思います。
過去に加入していた生命保険
皮算用家は30代夫婦で子どもはいません。1人2,000円/月の生命保険に入っていました。
死亡・高度障害1時金は1,000万円。他に入院保障もありましたが、2泊3日の入院から保障対象でした。
死亡したらもらえるお金・かかるお金
もしもに備える生命保険ですので、もしもの時にもらえるお金やかかるお金についても調べてみました。
- 埋葬料(上限5万円)が自治体から支給される
- 葬式代:全国平均200万円
少し前に話題になったイオンのお葬式によると、葬式代はもう少し安くなりそうですが、戒名料次第でしょうか。
また、生計を維持している方が亡くなると遺族に遺族年金が支払われます。
遺族年金【2017年現在】
遺族基礎年金
年額は国民年金の老齢年金の満額と同じ額になります。
遺族厚生年金
皮算用家の遺族年金
- 妻:パート(3号被保険者)
- 夫:会社員(2号被保険者)
障害時にもらえるお金
悲しい現実ですが、生きている方がお金がかかります。
年金に詳しくない層では、年金が損だと考えている方もいます。
- 老齢年金(老後に本人がもらう)
- 遺族年金(遺族がもらう)
- 障害年金(本人がもらう)
年金には3つの役割があります。特に障害年金は素晴らしい保険だと思います。
障害年金【2017年現在】
障害年金=障害基礎年金+障害厚生年金(2号被保険者) となります。詳細は日本年金機構の障害年金へ。
*平成27年10月~公務員も厚生年金に一元化されています。
障害基礎年金
【1級】779,300円×1.25+子の加算
【2級】779,300円+子の加算
障害厚生年金
1~3級障害となった原因の病気・事故による初めての診察日が、厚生年金加入期間にある場合に支給されます。
【1級】 (報酬比例の年金額) × 1.25 + 〔配偶者の加給年金額(224,300円)〕※
【2級】 (報酬比例の年金額) + 〔配偶者の加給年金額(224,300円)〕※
【3級】 (報酬比例の年金額) 最低保障額 584,500円
※その方に生計を維持されている65歳未満の配偶者がいるときに加算されます。
1級2級3級の違い
簡単に説明するとこのようになります。
- 1級:基本寝たきり
- 2級:生活はできる
- 3級:働ける職種もある
皮算用家の障害年金
- 妻:パート(3号被保険者)
- 夫:会社員(2号被保険者)
さて、皮算用家について考えてみます。
妻:皮算用は現在3号被保険者なので、障害年金は障害基礎年金のみです。
- 【1級】974,125円(月8.1万円)
- 【2級】779,300円(月6.5万円)
夫:平均標準報酬月額30万円と仮定します。厚生年金への加入が25年に満たない場合は、25年と数えるそうなので報酬比例の年金額は49.329万円となります。
- 【1級】1,815,037円(月15.1万円)
- 【2級】1,496,890円(月12.4万円)
- 【3級】 584,500円(月 4.8万円)
どちらかが障害年金をもらうことになっても、もう片方は働き続けると思います。
そう考えると、生命保険辞めても大丈夫なんじゃないかという気がしてきました。
皮算用家は世帯資産がわりかしあるので、そう判断し生命保険を2018年に解約しました。
医療保険を解約する前に調べること
- 高額療養費
- 医療費控除
日本ではそもそも健康保険加入により医療費は3割負担(高齢者などはさらに負担率が低い)ですが、さらに上記2つの制度があります。
高額療養費
保険治療の際に適用されます。自費治療では適用されません。
1月の医療費の上限に達するとそれを超えた医療費については支払いが免除される制度になります。
月の上限額は年収によって異なっています。
医療費控除
確定申告し、医療費控除を受けることもできます。保険治療や自費治療が対象ですが、美容整形などは適用されません。
医療保険は各家庭でよく考える
- 健康保険
- 高額療養費
- 医療費控除
日本では3つの制度が整っています。そのため、医療保険に加入しない方も多いです。実際に皮算用家でも医療保険は数年前に解約しました。
保険治療しか選択しないならば医療保険は不要だと思います。
実は皮算用は2018年に30代で白内障となり手術となりました。人工レンズは保険適用のものもありましたが、安価なため性能がイマイチでした。そのため、自費治療の片目50万円のレンズを選択しました。
保険の加入・解約は難しいです。
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