2018年3月にセミリタイアした皮算用です。
セミリタイア1.5年が経過し、心境に変化があったので【セミリタイア2年目の感想】を残しておきます。
セミリタイア1年目にできなかったこと
スーツ類を処分できました！
- 30代でセミリタイアしたので資金が足りるかな？
- 再びフルタイム勤務に復帰するかも
- スーツ高かったしなぁ
練りに練ってセミリタイアを選んだので、｢お金が足りなくなる｣事態にはならなそうです。
【セミリタイア1年目の感想】でも書きましたが、もう週5日労働には戻れません。
7時間45分×平日の賃金で倍の350時間働くとか嫌！
仕事(職場・会社)を許せるようになった
セミリタイア前は高校教諭(正規雇用)でした。
ようやく教職はブラックという事実が知れ渡るようになりました。
残業代出ないし仕事ハード。
長時間労働でツライ(T_T)
新卒の頃から時々母に愚痴を伝えていましたが
私も残業代ないよ。
なんてやり取りだったので、｢世の中そんなものかな。残業代が出ることの方が珍しいのかな｣と思ってました。
ちなみに母親は看護師(公務員)でした。
仕事を辞める前に両親に｢仕事を辞める｣と伝えました。
ずっと残業代0で時間的にキツかったから、フルタイムは辞めて授業だけの非常勤講師になるわ。
え！？
残業代出てないの！？
私、ずっとそう言ってたよね！お母さん！！マジでこの人、人の話聞いてないわー(T_T)
給特法により、基本給の4%がみなし残業代として支払われています。だいたい月1～2万円で、月20～120時間くらい残業します。
搾取され続けた・・・。
辞める直前はそんな気持ちが強かったです。｢搾取された｣という気持ちは今もありますが、教員という職を許せる気分になりました。
- 学校が嫌いでない
- 生徒はかわいい
- 教科が好き
多分、先生という仕事は自分に向いているんだと思います。
フルタイムで週5日も勤務しない今の働き方には満足しています。
心に負荷が大きいほど回復に時間がかかる
セミリタイア1年目は｢搾取された｣意識が強かったですが、セミリタイア1.5年目で許せるようになりました。
- 毎日が楽しい！
- 人生とは｢楽しい｣ものなのか！
そう思えるまで1.5年かかりました。
おそらくもっと年数がかかる方がほとんどだと思います。(完全リタイアなら回復も早いかもしれません。)
セミリタイアを辞めてフルタイム勤務に戻るとき
いつかセミリタイアを辞めてフルタイム勤務に戻るカモなのはこの2つの場合です。
- 夫が働けなくなった
- 教職が完全ホワイト労働になった
月に数回夫には聞いています。
- 仕事しんどくない？
- パワハラとかない？
- 私がかわりに働いてもいいよ
｢夫が働けなくなってもやっていける｣とシミュレーションしたはずなので、多分大丈夫です。
・・・。多分大丈夫。
教職が完全ホワイト労働になったら正規雇用の教諭に戻ってもいいかもしれません。
土日祝日休み定時帰りで年収700万円以上ならば悪い仕事ではないからです。
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個人的には教職の完全ホワイト労働化は10年は先だと考えています。
先生を定時で帰すには仕事量を減らさないといけませんが、教育の質を下げたくないでしょうし、教員数を増やすには財源が無いからです。
教職がブラックであればあるほど、授業のみを担当する高時給の非常勤講師という職のニーズが続きます。
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